第76回教育祭が10月23日(日)大阪城公園内の教育塔前で行われ、全国各地から500人が参列しました。今回はあらたに10人が合葬され、合葬者の総数は27,145人となりました。
|
|
|
追悼の詞を述べる、
中村讓日教組中央執行委員長 |
[+]拡大
|
主催者を代表して、中村讓日本教職員組合中央執行委員長は「今日、私たちを取り巻く環境は、全世界、地球規模での大災害に襲われるなど、決して安全で、安心のできるものではありません。地震や風水害などの自然災害や火災、交通事故などの人的災害、インフルエンザなどの新たなウィルスなどさまざまです。
子どもたちを慈しみ育むことが出来る社会こそが未来を拓きます。子どもたちが主人公である学校、その成長を支援する教職員と応援する保護者とが手をつなぎ合い、共に学び、共に成長する教育環境と生活環境を整備することが私たちの使命です。そのために教育関係者はもとより、すべてのおとなが協力し、助け合い、その実現に努めることをお誓いいたします。」と追悼の詞を述べました。
教職員代表の追悼の詞は南光政さんの元同僚の安川禎亮さんが、南さんの生前のとりくみを語り「晩年に至るまで驕ることなく、毎日こつこつと生きてきた人生。南先生の尊さはいつまでも輝き続けるでしょう。それは南先生を知る多くの人の胸の中で決して色あせることなく。」と述べました。
児童・生徒代表は、亡くなった西村英俊さんの教え子の住吉愛梨さんが「校長先生はいつでも私たちのことを一番に考えてくれました。私たちはそんな校長先生が大好きでした。これからもずっと私たちを見守っていてください。西村校長先生、本当にありがとうございました。」とお別れのことばを述べました。
最後に遺族代表の謝辞では、槇枝一臣さんが、「私たちは、子どもたちが安心して、健やかに成長できる環境づくりに英知を結集して努力することが求められています。教育に関係するすべての方たちによって、少しでもそうした環境が整えられるよう祈って止みません。」と述べました。 |