第75回教育祭が10月31日(日)大阪城公園内の教育塔前で行われ、全国各地から850人が参列しました。今回はあらたに9人が合葬され、合葬者の総数は27,135人となりました。
|
|
|
追悼の詞を述べる、
中村讓日教組中央執行委員長 |
[+]拡大
|
主催者を代表して、中村讓日本教職員組合中央執行委員長は「今日、私たちを取り巻く環境は、決して安全で、安心のできるものではありません。地震や風水害などの自然災害や火災、交通事故などの人的災害、インフルエンザなどの新たなウィルスなどさまざまです。
子どもたちを慈しみ育むことが出来る社会こそが未来を拓きます。子どもたちが主人公である学校、その成長を支援する教職員と応援する保護者とが手をつなぎ合い、共に学び、共に成長する教育環境と生活環境を整備することが私たちの使命です。そのために教育関係者はもとより、すべてのおとなが協力し、助け合い、その実現に努めることをお誓いいたします。」と追悼の詞を述べました。
教職員代表の追悼の詞は皆木満さんの元同僚の中村義則さんが、「私たち教職員は、教育という営みをとおして、平和を守り、命を大切にする社会、日本を作り上げていくことをお誓い申し上げます。」と述べました。
児童・生徒代表は、亡くなった今中健司さんの教え子の橋本健さんと入江栞さんが「今中先生と過ごした日々は、一生忘れません。あの日一緒に乗り越えたコンクールや、毎日の合奏やきつい練習、先生が誉めてくれた事、一緒に笑い合った事、今では全部、良い思い出です。先生の生徒で本当に良かったです。」とお別れのことばを述べました。
最後に遺族代表の堀田仁子さんが、夫、蒲益男さんの生前のとりくみを語り「あなたの不屈の精神にならい、力強く行動していきます。」と謝辞を述べました。 |