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第73回教育祭合葬者
今回新たな合葬者の内訳は、教職員が病気の発見、治療の手遅れなどにより9人が亡くなられています。児童・生徒については、交通事故、部活動の不慮の事故によって2人が亡くなられています。教職員は、ほとんどの方が教育現場での激務の中で無理を重ね、心身の健康破壊がすすみ結果として病気になられていると推察されます。職場における超勤解消が求められます。
合葬者11人
教職員9人 児童生徒2人 保護者・校医0名 特別合葬0名
合  葬 教 職 員 児童・生徒 保護者・校医 特別合葬
(児童)
交通事故 0 1 0 0
教育活動中 1 1 0 0
病死 8 0 0 0
その他 0 0 0 0
地震災害 0 0 0 0
教職員9人・児童・生徒2人をあらたに合葬
教育塔前で第73回教育祭
第73回教育祭が10月26日(日)大阪城公園内の教育塔前で行われ、全国各地から雨の中900人が参列しました。教育祭は、不慮の事故・教育活動中に亡くなられた教職員、児童・生徒、教育関係者を追悼しています。

日教組中村中央執行委員長
日教組中村中央執行委員長
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主催者を代表して、日本教職員組合中村 讓中央執行委員長は「地元大阪が先進的にすすめている歩道と車道を分ける「歩車分離式信号」の整備は全国的にまだまだです。交通事故の危険ばかりでなく、子どもを1人にさせては危ないので外出時に注意を与えたり、知らない人に道を尋ねられても応えてはいけないなどと、学校では指導せざるを得ない状況にあります」また「子どもたちは社会の希望です。その子どもたちを慈しみは育むことができる社会こそが、未来を拓きます。子どもたちが主人公である学校、その成長を支援する教職員と応援する保護者とが手をつなぎ合い、共に学び共に成長する教育を実現しなければなりません」と、追悼の詞を述べました。

児童・生徒代表では、お亡くなりになった前田和宏さんの友人の平山拓郎さんから「幼稚園の時、地元のサッカーチームに入りだんだん仲良くなった。中学校では試合に出た時のことや、同じ高校でまた一緒にサッカーができて嬉しかったこと、いつも笑って周りのみんなを笑顔にするすごい人だった」とお別れの言葉を述べました。

最後に遺族代表の吉田真希子さんは、「父は、中学校の社会科教員として生徒たちと寄り添いながら教育活動を行ってきたこと。お通夜には卒業生がかけつけ『先生のおかげで今の僕がある』と卒業生の言葉を聞き父の仕事を誇りに思います」と話され、遺族代表としての謝辞を述べられました。
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