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第72回教育祭合葬者 |
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今回は、教職員が交通事故・病気の発見や治療の手遅れなどにより12人が亡くなられています。児童・生徒については、病気や交通事故、部活動の不慮の事故によって5人が亡くなられています。教職員は、ほとんどの方が教育現場での激務の中で無理を重ね、心身の健康破壊がすすみ結果として病気になられていると推察されます。職場における超勤解消が求められます。 |
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合葬者17人 |
教職員12人 児童生徒5人 保護者・校医0名 特別合葬0名 |
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合 葬 |
教 職 員 |
児童・生徒 |
保護者・校医 |
特別合葬 |
交通事故 |
1 |
1 |
0 |
0 |
教育活動中 |
1 |
2 |
0 |
0 |
病死 |
10 |
2 |
0 |
0 |
その他 |
0 |
0 |
0 |
0 |
地震災害 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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教職員12人・児童・生徒5人をあらたに合葬 |
教育塔前で第72回教育祭 |
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第72回教育祭が10月30日大阪城公園内の教育塔前で行われ、全国各地から1,000人が参列しました。教育祭は、不慮の事故・教育活動中に亡くなられた児童・生徒、教職員、教育関係者を追悼しています。
主催者を代表して、日教組森越中央執行委員長は「子どもたちは社会の希望です。その子どもたちを慈しみは育むことができる社会こそが、未来を拓きます。子どもたちが主人公である学校、その成長を支援する教職員と応援する保護者とが手をつなぎ合い、共に学び共に成長する教育を実現しなければなりません」と、追悼の詞を述べました。
教職員代表では、同僚の高村健さんを亡くされた山梨県教組吉田西小学校の山口輝彦さんは「クラス替えがあり、なれない環境に不安を持っていた子どもたちに林間学校・運動会などの行事を通し、友だちの大切さ人としての優しさ、一生懸命やる大切さや楽しさを教えてくれました」と追悼の詞を述べました。
また、亡くなった佐藤愛梨沙さんの学友の皆さまからのお別れのことばを矢田南中学校の児玉慎一さんが「あなたは自らの命でもって「生きる」ということと「死ぬ」ということを私たちに示してくれていました。私たち一人一人が自らの生を立派に全うしたあなたに勇気を与えられました。本当にありがとう」と代読をいただきました。
最後に遺族代表の碓井和枝さんは、教育現場ではどんなにしんどい仕事でも、誰かが引き受けなくてはならないことや、亡くなられた夫のことを話され、遺族代表としての謝辞を述べられました。 |
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